昨日の新聞で建材の大手が
中古の一戸建てをリノベーションして
新築住宅の基準を上回る性能(!?)に
高まったことを確認したらしい。
新築住宅の基準を上回る性能って
なんか微妙な表現だけど
この先も順調に増え続けるであろう
空家を有効利用する手段としては
大変良いんじゃないだろうか。
耐震補強や省エネ仕様は勿論
樹脂窓を使い断熱性能を2.3倍に
向上させているなど高性能な新築に
全く引けを取りそうにないですな。
コストは同性能の住宅を新築した
場合と比べて7~8割らしい。
さあ、これを市場はどうとらえるか。
これが最も大事なところである。
新築で2000万円、築40年で1600万円
環境に優しい、社会に貢献しているという
ステータス感をうまく演出出来ればこの取り組みが
広まることは難しくないかもしれないけど
今までの新築神話、スクラップアンドビルドな
価値観の存在感が大きいままだと苦戦するのでは
ないのだろうか。
「画竜点睛を欠く」
とならないよう願うばかりである。
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