僕の日記

常識論から幸福論へ。

常識って多数の人が考えている事柄であって

それが正解とか間違いとか言う類のものでは決してない。

 

多数の人は会社という組織へ勤め賃金という報酬を得る。

 

私は不動産を売りたい人、買いたい人、貸したい人、

借りたい人から依頼を受け、成約となれば手数料という

報酬を得、これがほぼ収入の全てとなる。

 

組織を介さないので自由であり成功報酬なので不安定である。

 

これを非常識(少数人間)と呼ぶんだろうけど世間の

「非常識」のイメージとは少し違う気もする。

 

非常識というより常識の外って言った方が

しっくりくるかもしれない。

 

常識の中にいたら外に出るのが怖くなることもあるし

そもそも常識の中にいたらある程度委ねて過ごせるので

わざわざリスクを背負ってまで外に出る必要も

ないのかもしれない。

 

常識の外にいたらとにかく自由である。

 

収入の不安定さと引き換えに。

 

と考えれば常識とか関係なくすべての人は組織か

お金、もしくはその両方に縛られてるってことですな。

 

私の場合は組織についてはボランティアに近いものにしか

携わっていないので角が立たない程度に信念も貫けるし

どうしても納得がいかなければ去ることもできる。

 

お金についてはよく「お金から自由になる」って言葉を聞く。

イコールお金をたくさん儲ける、お金に働かせるという昨今の

「常識」?(多数の人が考える事柄)これも正解なんだろうけど

そこに辿り着くまではお金中心に物事を考えたり(悪い意味でなく)、

当然通常以上の気遣いや努力が必要だし相応のリスクも負うであろう。

 

私の場合、当然お金は欲しいしたくさんあればあるほど

それに越したことはないんだけど辿り着くまでのしんどさを

してまでは正直もういいやって感じである、特に最近は。

 

かといってお金がなくては生きていけないのは事実である。

たとえ田舎暮らしで自給自足しようが100%は難しいし

これはこれでかなりしんどい現実が待っていると思う。

 

要は怠け者なのである!(呆)

 

ということはお金をあまり使わなくてそれが我慢とかでなく

普通に楽しく暮らせる生活であれば既に組織からある程度

自由な私の場合、ばっちりなのである。

 

私が28年間続けている不動産仲介・管理業。

 

極論を言ったら安く仕入れて高く売る商売の王道を進まず

愚直に仲介・管理に徹してきたのはひたすらお客さんに

少しでも高く売れて少しでも安く買ってもらう為。

 

仲介手数料なので価格の6%+12万円以上はもらえないのである。

 

弊社HPにも書いているけどたくさん儲けるより長く商売をする。

イコール使ってもらえる、信用を積み重ねられるということである。

 

そして積み重なった信用と経験は仕事を与えてくれ、

誠実にその仕事を全うするとまた信用と経験は積み重なる。

 

当然お金中心(決して悪い意味ではありません、商売とは

お金儲けなのですから)でなく、信用と満足度中心なので

お金はたくさん入らないけど大切な人の笑顔を見て、大好きな

スポーツと大好きな人とお酒を楽しむぐらいは何とかなる。

 

今は息子も家庭を持ち独り立ちし、家のローンも

ようやく出口が見えてきたし、多少の貯えもできつつある。

 

そしてどうにか健康である。

 

人の数だけ幸せの形はあるけど私のそれは

やっと固まり始め、そこに向かっていることが

どうにか見えて来始めたのである。

 

 

 

 

 

( required )