それは昨日の第2試合に5試合ぶりのヒットを放ちようやく
長いトンネルから抜け出た後の出来事であった。
盗塁を決めノーアウト2塁。
俺の後を打つT木君は目下絶好調である。
「カキーン」
渇いた打球音とともにセンター前へ抜ける
前にピッチャーに取られる。
飛びだし気味の俺を相手のセカンドとショートとサードの人間が
はさむ。(三塁へ)行くも地獄(2塁へ)帰るも地獄。
せっかくヒットと盗塁で5試合ぶりに作ったチャンスを詰まらない
走塁ミスで終わらせたくない。
2塁と3塁の間を行ったり来たりしながら隙を窺う。
そしてわずかな隙を見つけ俊敏な動きで帰塁する。
セーフ。結局T木君もアウトにならずノーアウト1、2塁となる。
災い転じて福となす!
俺の親指を除いたらね!(痛)
帰塁時、ベースの上面に右手を滑らせたつもりが親指だけ、
ベースの側面に突っ込んだよ!(大痛)
災い転じてないですな・・・・・
激痛とともに、
ランナーなのになんでグローブしているんだ俺!(変)
ってぐらい腫れてきたよ・・・・
まだ今日この後2試合する予定なんだけど・・・・・
鉛筆が持てないよ!(辛)