昨日の新聞で心に残る1行があった。
「自分を認めることで他人も尊重できる。」
特に新鮮味もないありふれたような言葉だけど
自分を正しく認められていないから人のことを
心のどこかで羨んだり認められなかったりするんですな。
自分を認めるのは簡単なようで実は難しくて
少し間違うとうぬぼれや過信へすぐにすり替わる。
かといって少しの間違いに敏感になりすぎると逆に自分を
客観的に見ることができず正しく自分を認められなくなる。
そこを乗り越えて自分を正しく認められる(特に
自分のオリジナルな長所、まあ裏を返せばオリジナルな
短所にもなるんだけど)と他人も正しく認められる。
一番難しい自分を正しく認められたのだから。
それはオリジナルな長所(兼短所)を自分自身と人の物を
分け隔てなく考えられるようになるということだから
自分に卑屈にもならなくなるし、うぬぼれなくなるし、他人を
羨まなくなるし、蔑まなくなる。自分だからと人だからという
垣根がなくなるんだから当然と言えば当然ですな。
この域に達するのは難しいんだろうけどまあ少しずつですな。