1+1=2みたいに唯一の答えとか
9÷3=3みたいに割り切れる答えは
生きていく中でなかなか存在しない。
そんな答えを見つけたと思っても
時が変われば答えも変わる。
答えはないに等しいから考えるのをやめる?
白か黒か。
正しいか間違いか。
黒も光が反射したら白に見える時があるように
正しいと思っていることも条件と角度を変えて
みれば間違いにもなり得る。
明確な答えはなかなかないと認識するところから
考えをスタートさせてみてはいかがだろうか。
グレーとか玉虫色の回答とか聞くとのらりくらりで
つかみどころのない答えと言うイメージがあって
実際そういうケースが少なくないんだけど、
これも条件と角度を変えて見れば
正解に辿り着こうとする努力の過程を意味する
言葉としても使えるのではないだろうか。
次善の答えとしての最大公約数。
これも角度と条件を変えて見れば
正解ではないかもしれないけど、
正解なんてそもそもないのかも
しれないけれど
いくら考えても辿り着けないと思える正解に
辿り着こうと考え悩み苦闘することは
少なくとも正解なのではと考えている。