「30にして立つ。」
何かの度に意識する孔子の論語がまた頭に浮かんだ。
いろんな意味で立つ前の20代は不動産会社に勤めながら
休みごとに海に行ってはキャンプやジェットスキーに明け暮れていた。
独立して臨機応変に時間を使いながら、地元のみんなと獅子を
遣ったり消防団で活動してたり野球やインディアカに
熱中し始めたのは全て30歳前後からである。
そんな子供の延長だったような20代の毎週末を彩ってくれた
友人の兄貴が亡くなった。
諸事情や私自身のライフスタイルの変化もあり30代以降は
ほとんど話したり行動を共にすることもなかったが
当時から今も付き合いの続く共通の友人たちと
久しぶりにあの頃みたいにやってみるかという
話が出ていた矢先の突然すぎる出来事である。
享年60歳。
まだ現実感が伴わない。久しぶりの再会が
こういう形になるなんて哀しすぎるよ。
最後のお別れとご冥福を祈りに今から行ってきます。