ダーウエで高校野球見ながらスポーツ新聞読みながらうどんを食うという

ルーティンワークをこなしていると、

 

やけに眩しい。

 

顔を上げてみると原因は若いアベック（死語）の彼が焚くフラッシュであった。

なるほど、盆休みを利用して県外からうどん屋巡りに来ているんだな。

店内やうどんの写真撮ってブログに載せたり友人に送ったりするんだろうな・・・

もう見慣れて久しい光景である。

 

 

っちゅうか俺も写ってるやんそれ・・・・

 

若いお姉ちゃんと一緒に食べているところを撮られたわけでないし

まあ問題ないといえばないんだけど、

 

よれよれのＴシャツにチノパンビーサンという

「知っている人に会いたくない風クールビズ」のいで立ちではつらい・・・

 

 

いや、

ちょっとまってくれ・・・・

県外の人は、

うどんの国讃岐にあるセルフの、どローカルで、ディープなうどん屋に

スーツ着たお客さんの絵を求めているだろうか？

 

否！

 

このいで立ちだからこそ、あえて彼は俺をファインダーの中に
収めたのではないだろうか？（違）

 

 

むしろ俺はこのいで立ちでうどんを食べていることに
誇りを持つべきではないだろうか？（違）

 

 

ダーウエをよりダーウエたらしめる為に
必要な1ピースとして！（大違）

 

 

食べ終わった俺は、無駄のない洗練された流れるような動きで箸をポリバケツに捨て、

数滴残っていただしを残飯入れの中に入れ、

ほぼ毎日来ているかのような来ているけどなれなれしい口調で

 

「こちそーさまー！」

 

と言ってアベックに背を向けて去るのであった。

 

 

 

全然俺のほう見てないけどね！（恥）

 

使い回しですみません！