僕の日記

資金計画 ~自分の信用力について~

転勤のある仕事でもないし多分ずっとこのあたりに住み続けるんだろうなぁ。
だったら借家より購入したほうがいいよなぁ。

1200万円の中古住宅。諸費用とリフォーム費用合わせて1500万円。
校区も変わらないし程度もよくて200万円ぐらいリフォーム費用入れたら
新築並みになるよなぁ。

1500万円、20年で借りたら約77400円の毎月返済(2.2%/年での概算)。
今の借家の家賃78000円だから安くなるし!21年目からローンなくなるし!

今すぐ買わな!

現実には固定資産税やメンテナンス費用、火災保険等ローン以外の費用も
かかりますが、そして人の立場によりいろいろなケースが考えられますが
基本的にはこの考えに賛成です。

しかーし!

自分の信用力は積み立てていますか?

軽く1500万円を20年ローンなんて言ってますが例え商売でも見ず知らずの
人にそんな大金を長期間何の裏づけもなく貸すでしょうか?
私がお金を貸す立場ならNOですな。
1500万円貸して2000万円返してもらう商売は確かに魅力的ですが
返してもらえなかったら大変です・・・・・

まあ20年の長期間ですから100%返してもらえる保証はないですが90%
程度は大丈夫だろうという一定の裏づけは当然ほしいですよね。

例えば1500万円の融資を10件したら500万円×10=5000万円、うち
1件(1割)が返済不能となっても3500万円の利益デスナ。(こんな単純では
ないですが・・・)

おっと、話が脱線してますな・・・・

さて、自分が持つ自分自身の信用力ですが、当然それ自身は目視できません。
だから他の目に見えるものでそれを表さなくてはなりません。

で、当然まず1番は当然お金でしょう。たくさん持っていたら借りる必要も
ないのですがなかなかそうも行かないのが現実です。
しかし自分の分相応な自己資金があるってことは思いつきで買うんじゃないんだよ、
きちんと計画を立てて購入する継続する気持ちがあるんだよという貸し手への
メッセージとなります。次の項目でも重要となってくるのがこの「継続」です。

上の例で行くと20年返済することを継続するわけですからやはり思いつきで
動いているように見える人には貸し手から見る信用力は低いといわざるを得ません。

それは勤務年数においてもチェックされます。
基本的に勤務しなければ継続して返済することは不可能に近いでしょう。
勤務年数が短いって事は継続が出来ない、また給与等の待遇も低いという
見られ方をされます。本当はそうでないんだよと言ってもはじめて会う人間に
その言葉を信用しろというほうが無理ですよね。結果見えるもので信用力を
査定されます。

勤務年数が長いということはこれからも同じ職場で居続ける可能性が高く
所得も大幅に下がる可能性が少ない(少なくとも勤務年数が短い人よりは)と
見られます。なによりも私が貸す立場だったら継続できる人間としての
安心感があります。

収入については300万円の自己資金があり1200万円の借入であれば普通に
家族を養えるぐらいの年収があれば特に問題ないと思います。
但し、これも目に見えるものでの証明が必要となりますが・・・・

あと他に借金がある場合もマイナス要素です。貸し手の立場にたって考えたら
すぐわかりますよね。まずその借金返しながらローンも返せるの?
そして借金に関するハードルが低いの?ってことは住宅ローン返済中も他で
借りちゃったりするわけ?家買う気持ちがあるなら借金より貯金でしょ、
やっぱり思いつき?ってなりますよね当然・・・・・

最近ローンについてあまりにも軽く考える人にたくさん出会ってしまったので
ついついだらだら書いてしまいました・・・・

最後にこれ書きながら昔の日記を思い出したのでそれを転記して締めます(苦笑)

会うたびに職が変わっている人、電話かけるたびに番号が変わっている人、
手紙を送るたびに住所が変わっている人、見るたびに奥さんが変わっている人
(これはあんまりないかな・・・)と、それらがずっと同じ人を比べてみてどう
思うでしょうか?                  2001・5・31「僕の日記」より
 

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