僕の日記

住居から考える好循環スパイラル

元気ですかーっ!!(アント○オ猪木風)

僕はまあまあです・・・(苦笑)

以前賃貸と購入について少し触れましたが不動産業者のブログらしくそのあたりをプロとして不動産仲介業に
携わっている立場で、また過去に中古マンションを購入し、事務所兼用住宅を建てた一個人の立場で
もうちょっと書いてみようかなと思います。
初めにお断りしておきます。プロなんてえらそうに書いていますが個人の経験の基づく考え方等私の
主観が多分に入っている上、基本プランですので参考程度にしていただければありがたいです。

基本的に転勤のある企業へお勤めの人以外の方には購入をお勧めしたいです。
(かと言って転勤族の方には買うなという意味では決してございません、個別にご相談ください)
言い換えれば概ね10年以上同じ場所に住む可能性の高い人です。

ではいつどんなのを購入しましょうか?
高い買い物だし30過ぎてからかな?頭金もためなきゃならないし・・・金利の動向もあるしローン控除、
消費税率の変更も見定めなきゃ・・・・

いいものを買って・・・納得いくものを作って・・・一生そこに住まなきゃ・・・同じするなら早いほうがいいし・・・
なんて考えるから焦るけど時間ばかりたったりするんでしょうな。

それは40歳をひとつの目安にすればいいと思います。
大体人生の設計図案が完成する頃です。40歳まではいろんなものから刺激を受け吸収し体験し、試し、
自分の幹を作る時期です。昨日と今日では全然違う自分がいることも珍しくありません。
40歳以降は40歳までに作った幹を成熟させ、磨き上げていくのだと思います。もちろん周りから
学習させてもらうという作業は変わりませんがね。

また話それてますな・・・・・・・・

これを家を購入する話に当てはめてみると、40歳ぐらいで自分の納得する場所で納得する家を
(予算はありますがね)建てる。しかし50歳代で支払いを終え、家賃レス生活(そんな言葉ナイデスナ)を享受する。家賃を払っていると思い定年まで貯蓄してもいいですな。もちろん退職金は手付かずで残せます。

そして待っているのは悠々自適の老後!
悠々自適の老後の為を思いがんばるのはちょっとモチベーションとしては弱いかもしれませんが
そこに向かって効率よく着々と進めていけている思いは日々の心にゆとりをもたらします。

さて、後は逆算です。

40歳までに現時点の理想であり納得できる家をと考え建てても、40歳以降に違う現実を歩んでいる
可能性は少なくありません。同居、離婚、子供、と家族構成だけ見ても突発的変更要因満載です。
そうなった場合理想の家は無用の長物と化するのです。残るのは多額のローン、独りよがりの理想に
基づいた建物は万人受けせず売るに売れない不良債権となる最悪のケースも考えられます。
悪循環スパイラルの始まりです・・・・・

賢明な皆様ならもうお気づきですよね。

40歳ぐらいを目途に住宅ローンを完済できる中古物件を探せばいいんですよ。
25歳から30歳(目安)に40歳までの10年から15年先をある程度具体的に見据えれば
40歳には完済後の住宅に済み続け貯蓄するのも良し、売却し、それを資金として
理想の住宅建築計画をスタートするのも良し、両親と同居し、その家を借家として
貸し、大家さんになるのも良しと考えるのが楽しくなる選択肢がたくさんあります。

どうせ20歳台で10年から15年でローン完済できる物件なんて1000万円を大幅に超えることなんて
ありません。土地に減価償却はありません(地価の上昇・下落は考えられますが・・・)建物には
減価償却(年々古くなっていくので資産価値を年数にあわせて調整していく)があり1000万円で買える中古住宅のほとんどは償却が半分以上終わっていてそれ以上評価的に安くなる部分が
必然的に少ないってことですな。
つまり新築より築15年の中古住宅のほうが値下がりが少ないってことですよね(一般論です)。

好循環スパイラルの入り口ですな。

具体例のケースとして

土地建物価格800万円  リフォーム費用100万円  諸費用100万円

合計1000万円をフルローンで25歳から15年間返済で借入した場合、約68,570円/月
(10年固定金利2.9%の場合)です。

更に逆算していくと、このローンが組めるよう同じ職場で最低1年以上、そして車やカードローン等の
残債をなくすることからスタートですな!

ちなみに私は強引に40歳からのところに持っていっているところです・・・・

若いっていいですな・・・・・・私もまだまだ若いですがね・・・(寂笑)
 

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