僕の日記

続・絶体絶命

なかなか手をつけようとしない私を見て
「遠慮しないでどーぞどーぞ!」
と微笑ましい誤解をしてくれるお客さん・・・・
「あ、はい、有難うございます」
と言いながらもなかなか手をつけようとしない私・・・

だんだん早口になり且つトーンの高くなる会話。

打ち合わせが終わる頃には冷房が効いているのにもかかわらず
額から吹き出る冷たい汗。その汗を見てまたもや
「暑いですねぇ、冷たいうちにどーぞどーぞ!」
とすばらしい誤解をしてくれるお客さん・・・・

「暑くて汗かいてるんではないですっ!」

と心の中で言ってみました・・・・・

打ち合わせは終わった、もう世間話をしている余裕は心身共に全くない・・・
そう考えた瞬間栓の開いていないサイダーは私のかばんの中にありました。
そうなんです、熱心にサイダーを勧めてくれるお客さんの期待に添えなかった私は
答えに窮し何を思ったのか
「じゃあ、遠慮なくいただきます!」
と言ってかばんの中にしまいこんだのでした・・・・

ややあっけにとられたようなお客さんの顔をなるべく見ないようにしながら
すでに車の鍵を探しながら早歩きしながら
「ではまた電話しますねー」
と言いながら頭の中は肛門下腹部を緊張から如何に迅速に開放して
やるかでいっぱいでした・・・・

車に乗り込んだ私の姿勢はそれは滑稽なものでした。冷静に考えたら
下腹部を圧迫して逆にリミットが近くなることは容易に想像できる極端な
前屈みの姿勢で運転しているのです・・・・
勿論眉間には皺がよっています。
すでにハンドルと顔の距離は数センチです。
対向車の運転手にどう思われようと知ったことではありません。
車で山場を越えながらのっぴきならない便意の山場を幾度か越えたとき
ロー○ンは現れました。

最後の力を振り絞りノーマルな表情と前屈みでない姿勢を作った私は
自然な早歩き(店の人が見て自然に映ったかどうかは知りません)で目的地点に
着きそこで温和な表情を手に入れました。
天竺へ着いた三蔵法師のような気持ち(どんな気持ちなんだ?)になりました。

そんな偉いお坊さんのようになった私がトイレ借りただけで店を出るわけにもいきません。
今日は暑いし心地よい冷たさと炭酸の刺激を味わう為に三○サイダー買いました・・・

おわり
 

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