今日のS国新聞の1面。
「住宅購入に現金支給」
もちろん全員に定額と言うわけでなく
消費税増税後にローン減税の枠を使い切れない人に
使い残し部分の現金支給を検討しているようである。
例えば年末に2000万円の借入残高があれば
1%の20万円が上限として所得税等から減税される。
ただ所得税等が15万円であれば当然15万円分しか減税されないのを
今回は使い切れない減税枠5万円分を現金支給しようと
言うことらしい。
消費税増税時に景気の腰を折りかねない住宅取得者の減少を
食い止める為、また現金支給の方法についても悪くない案であると思う。
しかし今回の話も然りであるが公共事業を中心とする「緊急経済対策」の
20兆円ものばらまきを行って大丈夫なのだろうかと言う不安は拭えない。
この「緊急経済対策」により経済に勢いがつけば税収も増加し
借金を返済することができるという目論見だろうし、実際そうなるように
綿密な計画を立てているのだろうけど
私ならお客さんに「こうなるはずだから大丈夫だろう」と言うことで
身の丈に合わない借金をさせることはできない。
お客さんに状況を正確に説明し、多少不便でも見てくれが悪くても
現在の収入にあった借金で購入できる住宅を勧める。
当然お客さんの要望が異なるならばその要望に従うことが
第一ではあるが・・・・・
この場合のお客さんは「国民」であり要望を一括りにはできない。
また、身の丈に合わない借金とはいえ
今の喩で考えると直接的に利益を生み出さない家を買うためではなく
言わば将来の自分に向けて自己投資しているような側面もあり
なかなか何とも言い難い・・・・・
この国で生きていく限り「経済」や「政治」から解き放たれることは難しいけど
自身のビジョンやスケジュールを構築し、日々更新し続け「経済」や「政治」に
振りまわされすぎないないよう、そしてうまく行かないことを「経済」や「政治」の
せいにしないよう生きて行きたいですな。
いつものように写真がないので今回は
友人K田の店「キッチンMAMA」で食べた
レバーペーストガーリックバターフランスパン添え
って感じの名前だったと思います・・・・
を掲載ですな。兎に角めちゃめちゃうまかったよ!
顔に似合わず繊細な料理作るやつですな・・・