昨日の新聞で建材の大手が
中古の一戸建てをリノベーションして
新築住宅の基準を上回る性能(!?)に
高まったことを確認したらしい。
新築住宅の基準を上回る性能って
なんか微妙な表現だけど
この先も順調に増え続けるであろう
空家を有効利用する手段としては
大変良いんじゃないだろうか。
耐震補強や省エネ仕様は勿論
樹脂窓を使い断熱性能を2.3倍に
向上させているなど高性能な新築に
全く引けを取りそうにないですな。
コストは同性能の住宅を新築した
場合と比べて7~8割らしい。
さあ、これを市場はどうとらえるか。
これが最も大事なところである。
新築で2000万円、築40年で1600万円
環境に優しい、社会に貢献しているという
ステータス感をうまく演出出来ればこの取り組みが
広まることは難しくないかもしれないけど
今までの新築神話、スクラップアンドビルドな
価値観の存在感が大きいままだと苦戦するのでは
ないのだろうか。
「画竜点睛を欠く」
とならないよう願うばかりである。
お疲れ様です。
とてもイイことだと思います。
そこまでは性能が良いわけではありませんが、
私自身が築40年オーバーの家を購入してフルリノベしたり、
お客様でも同じようにさせていただいたりしました。
そこで、「なんだかなぁ~」と思うのが、
やはり、登録免許税、不動産取得税の軽減が受けられないということ。
住宅ローン控除はリフォーム費用は受けられるが、
不動産本体取得についてはダメというところ。
「そりゃないぜ、とっつぁ~ん」という気分になります。
ここらへんも、
「頑張ってリフォームしたんだから、税金おまけしたげるよ」特例もあってほしいところです。
「あんた、さらが一番じゃわ!」とか、
「新築が日本の経済の牽引と水準を推し量ること」とか、
まぁ、すぐには変わらないとは思いますが、
時の流れによる「環境の変化」は、
カチリと音をたてて、
じわりと変化していっていると思います。
ですので、末端ながら、
こういったものを創っている人が少しでも、
楽しんでいられるようにはあって欲しいもんです。
それと、
一般の方は、リフォーム・リノベだと、
費用が安い!と期待を持たれますが、
実際にやると、まあまあしますよね(汗)。
なので、リフォーム・リノベにおいて、
「新築と何がちがうん?!」ということにつきましては、
ひとつ経験的に言えることは、
「おもっしょいもんができる!」ということ(良い意味で)、
これが、最大の魅力であると考えております。
長文、大変失礼致しました(汗)。