いやー、これも時代の流れなんだと思いますが
最近空家の仲介を手掛けることが多くなりました。
便利なところは空家になりづらく、空家になって
活用や処分の相談を受けるところは大体郊外の中の
更に郊外と言うケースが少なくないんですが、
当然利便性が悪かったり家が古かったりで
主に相続人である所有者が住んだり、活用することが
ほどんどなく、ほぼ売却と言う流れになっていきます。
価格は需要と供給のバランスで決まっていくので
需要の少ないところは当然安価な価格設定となります。
所有者から相談を受け依頼され、売却活動を行う
仲介業者としては価格の3%+60,000円+税(800万円以下は
一律300,000円+税)が報酬上限となるんですが、需要が
少なく売りづらい上、数十年間本人が住み続けている、
言い換えれば数十年間第三者が何も触っていない土地は
道の問題、境界の問題、給排水の問題等が解決されない
まま現在に至っており、且つ事情を把握している方が
みんな西の国へ旅立っている事が多く、これらの諸問題を
紐解いて整理しながら、売主買主他関係者に理解・納得して
もらい契約➡代金決済及び引き渡しへと進めて行くことは
はっきり言ってめちゃめちゃ大変なスキルと労力が
必要になります。5000万円の新築物件売るよりはるかに
難しいような気がするのは僕だけでしょうか・・・(疲)
なんて愚痴を言っても始まらないのでとりあえず
目の前に積まれた依頼事項のほつれた紐をひとつづつ
ほどきながら一歩ずつ進んで行くしかないですな!