よく
「いくつかの不動産業者に声かけてるけどこれと言うのがないので探してもらえないか?」
という依頼を頂く。
そのときたまたまお客さんの希望の場所・広さ・価格で売(貸)主より依頼を頂ければ
所謂うちが不動産業界の中で初めて紹介する物件を出せるのだがぴったりの物件を
ピッタリのタイミングで出せる可能性はかなり低いと言わざるを得ない。
ほとんどの場合は当然他業者が探したのとほぼ同じような探し方で探し、
紹介できる物件も当然ほぼ同じである。
そして発達したネット社会においては希望物件を探すだけならば不動産業者と
ほぼ同じレベルで誰でも探すことができる。
「探すのはあなたに任せるので良い点、悪い点、こう交渉したり利用したら
面白いとかの提案込みで見繕ってよ。」
と言われれば自分の経験と知識をフル活用してお勧めできる物件を探すんだけど
いろいろな業者から紹介されながら自分でも毎日ネットチェックしているお客さんから
「物件探してほしい。」
と言われてもなかなか難しいものがある。
私の仕事には勿論「物件を探す」という作業も入っているんだけどそれは
機械的に探すのではなくお客さんときちんと人間関係を創り、お客さんの
イメージをがっちり掴み、またお客さんから信頼される関係がある程度
出来た時に始めるものだと考えている。
こんなこと言ってるから儲からないのかもしれませんがね・・・・(泣)
どうやって毛布かぶったんだ?
器用な奴ですな。