現在連載中の漫画の中で一番有名と言っても過言でない「ワンピース」。
作者の尾田栄一郎氏は、書き始めた時から物語のラストは出来上がっていたと語っていた。
登場人物は膨大な数になり、それぞれにストーリーがあり、またそれが複雑に絡み合い
収拾がつくものだろうかといらぬ心配もしてしまうのであるが、
ラストが決まっていると、膨大な登場人物やそれぞれのストーリーで複雑になる程
ラストストーリーが彩られ、面白いものになるとも語っていた。
手品でも素晴らしいタネを作ればそれまでの話術や動作を工夫すればするほど
より素晴らしいものとなるし、オチを考えるコントでもそうだろうし、
具体的な目標設定として、甲子園出場や大学受験合格もそうとれないこともない。
私が何年も日課としてるオンラインゲーム「大富豪」でもそうである。
配られたカードを見てまず「上がり」の形を考える。
そこから逆算しながら相手のカードを見て臨機応変に切っていくことが基本である。
一番根本にある「生きる」ということに関しても不変の「上がり」を決めてそこから逆算し、
日々生きることが、アクシデントや一見違った方向に行っていることもより「上がり」を
彩ることができるようになるのであろうことを再認識させてくれた尾田氏の談話であった。
こんな人に慕われてルフィー氏羨ましいですな・・・