うどん屋へ向けて自転車を走らせると、
相変わらずの日射しではあるが、
風が爽やかだよ!
「前向きに善処します。」
なんて玉虫色の返事を日本人の悪い点として指摘されて久しい。
確かに悪い使い方をする人も少なくはないが、
日射しは夏でも風は秋、移ろい行く隙間に生じるこの微妙且つ繊細な心地よさを
味わえる四季が日本人独特の感性を磨き上げたのだろう。
四季はそれだけでも充分美しいが、一番趣があるのは冬から春へ、春から夏へ、
夏から秋へ、そして秋から冬へと移り変わる隙間だと思う。
白と黒の間にある無限の灰色を感じることのできる感性を大事にしたいですな。
それでは忍び寄る秋の夜長を感じに行ってきます・・・・(呑)