仕事柄、トラブルの相談を受けることも少なくない。
不動産に限らずトラブルの相談で一番気を付けていることは
相談者の言葉のみを基に状況を把握し、助言をしないことである。
その人は自分に都合の悪い事実を伝えてない、もしくは
良くとれるようニュアンスを変えて伝えているかもしれない。
相手が伝えようとしている真意を誤解して解釈しているかも
しれないし、相談者の真意が相手に伝わっていないかもしれない。
なのである程度具体的な助言をするのであれば相手の話も聞き
客観的事実関係を全て調査した上でなければならず、それができない
状況であれば少しでも相談者の性格や考え方を見極めその言葉や
事案の背景にあるものを見つけた上で、本人に同意するのではなく
もしかしたらこうだったんじゃないですか?
と本人の気づかない視点から見える状況を伝えてあげることが
相談者が抱える悩みを紐解く些細なきっかけにでもなってくれればと
考え対応しています。まあそれで
なるほどそれも一理ありますねぇー!
となるような人ならあんまりトラブルにはならんですけどね・・・