少し遠方へ出たのでついでにその近くの仕事を
やっつけて時計を見ると13時30分が迫って来ていた。
この時間のうどん屋は一歩間違えると在庫麺をあてがわれる
危険性があるのでたまにはうどん以外をと思い
10年ぶりぐらいに飩餃へ入った。
入ったのは14時前なのでさすがに
お客さんはひと段落しているようである。
「天津飯中で!」
高校の頃は天津飯大とラーメンとか
食べていたけど今は勿論そんなに食べられない。
すぐ来る中。
でででかい!!!
10年近く前に来た時も中を頼んで同じリアクションを
したことを今更ながら思い出し心の中で苦笑する。
食べ始めると左隣に若い作業員風のお兄さんが座る。
「天津飯小で!」
すぐ来る小。
それでも結構ボリューミーだよ!
君が先に来てそれ注文してくれたら
せめて小にしていたのに!
なんて思いながらなかなか減らない
ご飯をほおばっていると右隣に小太りの
サラリーマン風のおじさんが座る。
「天津飯小ごはん少な目で!」
そんなのもできるのかよ!(驚)
すぐ来る小ごはん少な目。
ベストだよ!
君が先に来てそれ注文してくれたら
僕も天津飯小ごはん少な目って言ったのに!
なんて思いながらなかなか減らない
ご飯をほおばっていると左隣の作業員風の
お兄さんは完食している。
こっちはまだ半分以上残っているのに!!!