さぬきのうどん人を自負するのであれば
1度は行っておかなければいけないと思う
うどん屋が県内で数十店舗ぐらいある。
今日は西讃方面で仕事があったのでそんな店の一つ、
道中にある「日の出製麺所」へ行って来た。
坂出なんだけど本来製麺所なのでお客さんに食べさせる
時間は11時半から12時半の1時間のみである。
そういう店の形態や自分で切って食べるネギ
ポットに入った出汁、狭い店内、そして讃岐うどん
らしい味で全国の讃岐うどんファンのランキングでも
かなり上位に入るようである。
さて、11時20分に現地到着すると既に20m程の行列ができている。
駐車場もほぼ満杯でそのほとんどは県外ナンバーである。
11時20分のうどん屋に並ぶことに違和感を覚えながらも
最後尾につくとお店のお姉さんが行列に向かって注文の仕方と
食べ方の説明を声高く行っている。一通り説明が終わると
行列の一組ごとに人数と注文を確認してくる。
そして11時半。ガラガラッと玄関の戸が開きお店のお姉さんが
一組一組席に座らせていく。10畳ほどの店内に20名強のお客さんが
ぎっしり詰まったところで行列を切り戸を閉める。
肩が触れそうなほど詰めあった店内でうどんを待つ20名強。
ここまできてこのうどん屋の持つ違和感の正体がわかる。
この感覚はディズニーランドのアトラクションのそれである。
そして今まさに店内にうどんが配られる=乗り物が動き出す。
20名強はみんなは一斉にネギをはさみで切りポットからだしを注ぎ
テーブルの上に置かれた各種トッピングを好みに応じて載せて行き食らう。
ただ僕のうどんは日常でありディズニーランドとは対極にある。
なんて考えながらも中讃らしい髙松よりちょい堅めのコシある麺と
素朴な出汁と貴重な経験を堪能させてもらい店を出るのであった。
尚、会計時に
かけ大200円+ちくわ天60円=260円。
このクオリティでこの価格はさぬきのうどん人を
自負する僕においても衝撃だったことと
お店のお姉さん達がみんな美人だった
ことを付け加えておきます。