先日亡くなったジャーナリスト竹田圭吾氏の
特集で彼の後輩へのインタビューがあり
竹田圭吾氏に言われて心に残っている言葉として
「報道する者はエアコンのように対応しなければならない。
みんなが一つの出来事に熱くなり攻め続けるようなことがあれば
冷静に全体を見て他の角度からのアプローチを発信し
みんなが全体を見てまあそんなものだろうと冷静にスルーする出来事に
これはその中の一点を深く考えなければならないことであると熱く語る。
正解なんてそんな単純なものでないのだから。」
というようなことを語っていた。
エアコン(=エアーコンディショナー=空気調節装置)
とはうまく言ったもので特に私のような売主と買主という
価値観が両極にいる人の中での仕事をする者にとっては
非常に興味深い喩えである。
また蛇足を恐れず言えばバリバリ室内温度を
下げているときだってエアコン自体は熱いことも
見逃せないところである。
そしていつも言うように一事が万事。
、
考える事、行動する事、いや生きる事全てに単純でない
正解を求め続けられるようエアコン的な物の見方と伝え方が
あると言うことを常に忘れずにいたいものですな。
竹田圭吾氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。