「ガイアの夜明け」は数少ない好きなテレビ番組のひとつである。
毎回色々な業種の中で新しい切り口を実践するパイオニアに焦点を当て
悪戦苦闘しながらも自分の描いたビジョンに向かい情熱的に進む姿は
見るたび心を打たれるのと比例するように自分のふがいなさが浮かび上がり
感動するやら自己嫌悪に陥るやら忙しい思いをしながら見ている。(苦笑)
こういう鋭い着眼点には自分もいささか自信がある為、着眼点で終わっている
ことに余計負い目を感じ、出演者がまぶしく見えるのであろう。
ただ最近は、オーソドックスに目の前にある仕事を全力で完璧に近づくように
仕上げ、礼を尽くすことができればそれでいいかなと思うようになった。
各業界のパイオニアが切り開いた素晴らしい仕組みは一消費者として素直に
喜んで利用させてもらえればいいやと思うようになった。
苦労した分各業界のパイオニアはいろいろな物を得るだろうし、素晴らしい
仕組みの恩恵を受けるだけの私は大したものは得ない。
それも含めていいかなと思えるようになったことが良いことか悪いことかは
わからない。「良い」「悪い」の2択での決着は無理があるんだろうけど。
ひと雨きそうである。早いところ現場の境界チェックにいかなくちゃ。