少し前までは専門用語に近かった「任意売却」。
最近はテレビや新聞、雑誌等で頻繁に目にするようになった。
任意売却とは簡単に言えば
「競売にかけずに売り手が納得する価格で売却する」手続きである。
(平成21年7月12日四国新聞より抜粋)
給料が減ったり失職したりが当たり前になっている昨今。
食費を削ったり保険を解約したり車を手放したりといろいろ家計に
工夫を凝らすがどうにもならないのがのが住宅ローン。
売るにもローン残高より値下がり幅のほうが大きく売っても
下手すりゃ数百万円の借金が残るはめになり売るに売れない。
借り換えしてローンを楽に組みなおしたいけど土地建物の評価が
担保割れしているので借り換えできない。
金融機関に泣きついて元本へ返済の猶予をもらって金利のみ
払っていても先伸ばしているだけである。
そしてローンを返す為に消費者金融から借りにっちもさっちも
いかなくなるのである。
にっちもさっちもいかなくなって競売にかかる前に少しでも高く
処分して借金の残債を少しでも減らすのが任意売却である。
最初の「売るに売れない」時点で「売る」のである。
どうせ元に戻らないんなら少しでも損を少なくすることを
考えなければならない。
開き直って最終的に訪れるのは競売落札後の「強制執行」である。
裁判所執行官の権限で強制的に荷物を搬出されそれでも居座っていたら
警察に連行されるのである。
これは本人はもちろん、お金を貸している銀行からしてもおもしろくない。
競売で落とされるより任意売却で処分したほうが少しでもたくさん
貸したお金が帰ってくるからだ。
だから任意売却を進める時には銀行や他金融機関も移転費用等
多少便宜を図ってくれる。また手続きや銀行との交渉、移転先探しの
相談等を専門の不動産業者に対応してもらえる。その費用も売買代金の
中から捻出してくれるのでとりあえずは持ち出しがいらずに進められる
こともある。
そしてその際の相談窓口は
是非まいすぺーすへ!
たまには宣伝もありですな・・・・
当ホームページトップの「悩んでいる人へ」にも同じようなこと
書いてますので参考にしてください。
昨日野球の練習時にT橋が
「まつさん、ブログネタあるから持って行くわ。」
と言ってお守りを持ってきてくれた。
T橋・・・・それは屈託のない笑みを浮かべながらようやく
癒えてきた俺の心の傷をえぐる愉快犯である。
ありがとなー。