賃料交渉がうまくいき新たな契約書を携え向かったのは先輩の作業場だった。
この人仲の良い友人の兄貴の義弟というよくわからん繋がりであるが一緒に
遊び出してもう20年が来る。7つほど上であるが結構ざっとしててしかも悪がきより
たちの悪いいたずら好きなおっさんである。
平成3年にこの先輩が独立する時も、そして平成10年に今の作業場に移転する時も
ぶっきらぼうに
「どっかさがしてくれ。」
の一言である。
見た目も性格も悪がき風なのであるが中身はしっかりしており義理人情にも厚い。
先輩自身の作業場の他にも商売になるならないは別として話があるごとに声を
かけてくれる。こっちも意気に感じて商売になるならない関係なく精一杯
やらせてもらっている。
私を信頼してくれる人が大切な仲間を紹介してくれる。
その大切な仲間が私を信頼してくれる人に、そして私に「ありがとう!」と
言われる仕事を私がする。
私を信頼してくれる人が私に「ありがとう!」と言ってくれる。
私も私を信頼してくれる人に「ありがとう!」という。
この先輩ともそういう関係になって久しい。
こうやって「ありがとう!」の連鎖を生んでいく仕事が私のしたい仕事なんだなと
あらためて思った。
なかなか思い通りに仕事の進まない今日この頃であるが先輩と久しぶりに会って
話して前向きな気分になれた気がする。
しかし・・・・・・
なんぼいたずら好きでも会うなり背後から浣腸はないでしょうがあんた!
もうすぐ41やで俺・・・・・(泣)