先日の日曜日、雪の積もる中も仕事にいそしむ俺はアポイントを取ったお客さんのお宅前に立っていた。
呼び鈴を押す・・・・もう一度押す・・・・
壊れているようだ。
鍵は閉まっている。アポイントは取ったはずだが・・・・・
しばらく待ってみる。隣の大型犬が声高らかに呼びかける。大声で「こんにちわー」と呼びかけたり
玄関前で電話をかけるのも近所の手前良くないと思い、それに隣の大型犬の臭いがかなり
気になるのもあり車に戻り電話をかけようと引き返す。
しかしかなりきつい犬の臭いだ・・・・・・はっ!!!!
っと思うや否や靴底を確認する。こないだう○こを経験をふんでいる分動作は機敏だ。
靴底には土色の塊が・・・・
お客さんに庭は普通に花崗土が敷いてあり、う○こと限りなく色合いは似ている。
たのむ、花崗土であってくれ・・・・・・
淡い期待を寄せながら鼻を近づけようとする。
いや待て俺!
淡い期待に己を任せてよい結果が出たことがあるか?
己の直感と分析を信じろ!
と自問自答する。(0.01秒)
普通の花崗土はまずこういう形で靴底に引っ付くことは考えにくい。
しかもオーラの如く付きまとうくさい空気。(以上分析終了)
100歩譲って淡い期待にすがりたいのであればせめて現場を検証してからでも遅くはないのではないか?
現場に戻る道中すでにアスファルトに靴底の塊をなすり付けている俺を誰が責めよう・・・・
勇気を振り絞って便場現場を確認する。
トラブルから逃げることは解決から遠ざかることとなることをいろんな経験から学んでいるのである。ナンノコッチャ
「ふー、なにもないやん。」
一人にもかかわらず安堵感の為であろう、思わず声が出る。
ほっとしながらてくてくと玄関前まで歩いていくと
危うく2度踏みしそうになったのである!!!
そいつは保護色を纏い息を殺しながら息してませんがね虎視眈々と俺の靴底を
狙っていたのである。
侮れん奴だ!!!
しかも潰れていた。
再び車の横に戻り積もった雪で洗い流す。
白い雪が土色になる度合いにより塊の取れ具合が確認できるのが
「めったに降らない雪の日に踏むなんてついているな、やっぱり運ええなぁ俺」と一瞬思ってしまったのは
自然なプラス思考が身についている証拠と微笑ましい気持ちに
なるわけないですな(泣)
確かにつきまくりですがね、靴底に・・・・・・