んー、「結局のところ借り?買い?」
題目が不動産業者みたいな(苦笑)為、さすがにつづくと書いてそのままではまずいんでしょうなぁ・・・
どこまでうまく書けるかわかりませんがとりあえずやってみましょう。
キーワードは先日書いた「無駄」でしょうな。
その前に何を持って「無駄」と定義付けるか・・・
これは借りか買いかは勿論、いつどこでどういうものを借りる(買う)かということ、
そして不動産に限らず全ての借りる(買う)について考えるスタートでありゴール
(はないのかもしれませんがね)であると思います。
また話がそれそうなので先に一応の「結局のところ借り?買い?」についての私なりの結論を出しておきます。
どっちでも同じです。だって自由競争を基本とする資本主義社会(日本がどうかは
なんともいえませんが・・・)では賃貸と購入は釣り合いを取ろうとする天秤のような
ものだからです。いろんな要素を除いて(かなり乱暴ですが・・・)純粋に価格だけ
考えれば賃借のほうが割安感があれば賃借で探す人が増えてきて購入希望者が
減ります。当然貸し手市場の賃貸相場は上がり買い手市場の売買相場は下がるでしょう。
そうなると今度は購入するほうに割安感が出てきて立場が逆転、そのまた逆も然りと
いう感じで借りと買いはバランスを取り合っていくってのが健全な市場の常です。
そこで先日少し話した「人それぞれの環境、価値観、タイミングの組み合わせにより
無限の正解がある」というところに辿り付き、その正解のキーワードが「無駄」を減らすことであり
その前に何を持って「無駄」と定義付けるかということなんです。ハァハァハァ・・・疲れてきました・・・
例えば住居に関する費用が要らないからといってうまくいっていない嫁舅の同居は
精神の消耗という無駄が発生します。居住費用<精神の消耗であれば家を借りたり
買ったりするほうが無駄は少ないですよね。
購入した住宅は資産なのか負債なのか・・・これも何を持って無駄と定義づけるかによって
人それぞれの正解が炙り出されてきます。
例えば同じ場所へ15年~20年ぐらいは居続けるであろう(当然先のことですから100%では
なくて結構です)人。賃料10万円/月の新築賃貸一戸建を借りる予算があれば
約1800万円(税・費用込み)全額借入20年返済として(ほんとにざっとした数字です)の
新築建売住宅が購入できます。この条件だけで比較すれば総額1800万円ぐらいの物件であれば
20年経過後にローンから開放される買いのほうが無駄が少ないです。
しかしここからいろんな環境、思惑、趣向が加味されていきます・・・・
まず現実に購入した場合、ローンの他にも固定資産税、各設備のメンテナンス費用が必要となります。
また20年の間に家族構成を含む生活スタイルが変わった場合に対応するリフォーム費用も
充分考えられます。屋根、外壁、水周りのメンテナンス・リフォーム費用は油断するとすぐ
数百万円という単位になり住宅ローン+メンテナンス・リフォームローンというローン地獄に
陥る可能性も考えられます。こういう観点で考えると基本的に経年劣化のメンテナンス費用、
固定資産税は家主負担で生活スタイルの変化にも柔軟に住み替えで対応できる
新築賃貸一戸建を借りるほうが無駄は少ないでしょう。
また金額だけで考えればの先程の例で行くと目安として1800万円を超えた金額になれば
その金額分は無駄と思われますが趣味として自宅を考えた場合、
趣味を実現した満足感>1800万円超過分であれば無駄ではないでしょう。
しかしその趣味に20年間付き合わなくてはなりません。趣向は年とともに変化することも少なくありません。
一時的な趣向で創り上げた2~3年の満足感しか味わえないものならば
限りなく、趣味を実現した満足感<1800万円超過分となりその差額分はやはり無駄となるでしょう。
そういう観点から考えると自分が20年満足感を保てる家を作れるまで賃貸住宅で住まうことが
無駄を避ける最善の方法でしょう。
ふー、まだ書きたいことの半分も書けてない上、知識・言葉不足でうまくかけていません。
もちろんこれが全て正しい意見ではないと思うので先日もお話した「私の言葉に対しうまく
両輪を駆使して気付いていただけることがあれば幸いです。」という言葉で締めたいと思います。
ご静聴有難うございました。もう疲れたので強引に終了しました