春休みでバイトもひと段落して県外から
戻ってきている息子が不意に
「将棋しようぜ!」
と誘ってきた。
息子ははっきり言ってへぼ将棋である。
しかし私も負けず劣らずなのである!(弱)
へぼ対へぼ。
飲んでるけど素面でもあまり変わらないので
「望むところやな!」
と対局が始まった。
勝負も中盤へと差し掛かり私の指した歩に唸る息子。
「どいや!会心の一撃やな。」
と言ってよく見ると
二歩だよ!(恥)
※同列に歩を二つ指す反則のこと。
「すまんすまん。」
と言って歩を一つ引込めると
「うーむ・・・」
とまた唸る息子。
よく見ると反則で置いた歩じゃなく
元からあった歩を引込めてるよ俺!(大反則)
お互いそれに気づかず
頭は歩から離れて他の手を一生懸命考えている私と
こんなはずじゃないのにと次の手を悩んでいる息子。
そりゃあ駒の位置が変わってたら悩むよ!
10秒後ぐらいに気付いた息子に指摘され二人で大爆笑。
へぼ将棋もいいもんですな。(嬉)