先日、非常に面白いものを見せていただきました。
面白いといってもげらげら笑うものではなく(当然ですな)
深い可能性を秘めた素材にわくわくしたってことです。
3Dパノラマ映像による不動産現地案内システムがそれです。
まぁ私自身も見るのは初めてではないし今出たばかりというものでもないんですが・・・・・
「IT化」が叫ばれ久しい今日、不動産業界も例にもれずIT化の波の真っ只中にいるようです。
しかしわが香川は保守的な風習が根強く残る地域柄の為かつじつま合わせの
ITにしか見えないのは気のせいでしょうか?
そんな中で不動産現地案内システムを持ち込み、説明してくれた藤本氏は
久々に会ったアナログなデジタル人でした。
整理されていない手付かずの情報を分解しては組み立て、またばらし、調べ、考え・・・
こういうアナログな作業の地道な積み重ねが真のIT化への第一歩なんでしょうね。
咀嚼せずに飲み込める道具を用いただけで業界のIT化はすすんでいると言っても、
プロとして考える力のスペックを落とすだけなんではないでしょうか?
咀嚼せずに飲み込める道具として使うのはお客さんであって私ではない
(もちろんケースバイケースですが)ってことを思い出させていただきました。です。
藤本氏、素晴らしい素材と氏自身の情熱で最高のシステムを構築してください。
微々たる力ですが私も協力は惜しみません!相変わらず熱くてすみません。(苦笑)