昨日の四国新聞で
「地価66%の地点で上昇」
と言う記事が掲載されていた。
三大都市圏では東京圏が65地点のうち
下落は4地点のみ、名古屋・大阪圏に至っては
下落はなくまた周辺地域でも上昇がみられたらしい。
対して地方圏は32地点のうち下落が6地点、
当然高松市は下落に入っているけどね!(困)
アベノミクスだからとか他が上がっているからとか
いう理由で上がるとは考えにくい。
地価に対する背景をきちんと考えてみると、
地方圏は加速度的に少子高齢化及び人口減は
進んでおり土地の供給過多も比例して進んでいる。
そりゃあ人が少なくなっている上、少なくなっている層は
土地が必要な一次取得者である若者なんだから
土地が余るってもんですな。
その上香川県は線引き撤廃により原則ほとんどの地域で
建築が可能となったので当然土地の供給も増えている。
がしかし、香川県下均等に人が住んでいるわけではなく
どうしても便利な地域、人気のある地域とそうでない地域との
人口分布は均一にならず(香川県を日本と考えればわかりやすいかも)、
当然前者の地域に人が集中すれば数の変わらない
土地は品薄となり地価が上がる。
そして後者の土地だけど
一坪当たり3万円で古家付の土地を更地渡しにするのに
解体費が一坪当たり3万円かかるとか、
一坪当たり3万円で田んぼ買って分譲しようと思っても
道路入れる分面積が目減りしたり、購入に関する精勤や諸費用、
造成、転用、給排水引き込み費用、広告費用や保有金利等
考えて一坪当たり6万円かかったのに売却単価が一坪当たり
9万円でしか売れないとか
つまりこれ以上下がったらマイナスになりかねないところまで来ているんですな・・・
ということで超私見的結論として
その土地により違うので一括りには何とも言えませんって感じになるイメージです・・・
まあ下がりしろはもうあまりないような気はしますけどね。
って一括りにいってるよ!(呆)