僕の日記

幸せのポートフォリオ。

FIREという言葉が盛んに使われだし

お金に働いてもらうというリテラシーが

もてはやされ、来年からの新ニーサ開始と

いうタイミングもあり、金融資産を作り

増やすという傾向が最近顕著である。

 

資産がたくさんあれば生活のために毎日

あくせくせずにすむ為、たくさんあるに

越したことがないのは百も承知だけど、

資産自体は目的ではなく、幸せへの手段の

一つであるということ(最も大きい手段では

あるけど)なのだと考えている。

 

そうやって考えると、じゃあいくらあったら

幸せなのか。そう言われると冒頭の言葉のように

多いに越したことないって話になるんだろうけど、

 

幸せって欲しいものを手に入れたり

大切な人の嬉しそうな顔が見れたり

楽しい体験ができたりということを

 

最適なタイミングで味わうことでも得られる。

 

それをするにもお金が必要で、まずは資産を

築いてから、それによる収益で賄えばという

非常に論理的である正論もよく聞くけど

 

瑞々しい感受性に富んだ時にしか味わえない

ものもあるし、その記憶は例えその瞬間に

良くなかったものでも、その後何十年と

利益を生む無形の資産にもなり得る。

 

もちろん、年を取っても毎日生活のために

あくせくしたくはないので貯蓄や投資は

大事なものである。ただ、無形の財産が

大事なことも事実であり、そのバランスを

どこに定めるかは人の数だけ正解があり、

その自分自身だけの正解の見極めることこそ

幸せに近づける第一歩ではないのだろうか。

 

 

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