家がほしいなぁ、土地がほしいなぁって考えを現実にしていく第一歩は専門の人に
相談することになりますよね。この場合は一般的に宅地建物取引業者免許を持った
不動産業者に相談(まぁ、不動産広告の問い合わせやネット、知人等の紹介から
始まって行くことが多いと思いますが)することがほとんどだと思います。そこで
私が見てきた自分の希望範囲内の物件を適正な価格で計画してた期限までに
買える人の共通点をいくつか書いておきたいと思います。
1. まず自分の購買能力を知ること。〇〇町で100坪、東南角地の土地がほしいと
言ってもそれは当然お金を支払わなくては取得できません。しかし自分はいくら
自己資金(預貯金、親からの援助等)があり、いくらまで借り入れでき、いくらまでなら
無理せず支払えるかある程度把握しておかなければお金が支払えるかどうか
わかりません。そんな状態で気に入った物件を見つけても「絵に描いた餅」ですよね。
まずは資金計画を立て、自分の予算を理解しましょう。
2. 自分なりに希望条件を整理し順位をつけておくこと。まず最初の条件は
予算ですよね(たまにそうでない幸せな人もいますが・・・)。1.によりはじき出された
金額以内のものということを前程にすると他の自分の希望を100%満たす物件を
見つけるのはかなり難しいです。そこで優先順位を設けて上位3つが満たせれば
オッケーとか3番目は満たせてないけど4番目と5番目がクリアできてるので
オッケーとか折り合いのつくところを探して行く作業をしていくことが物件を購入
できるかどうかの大きなポイントになるのではないでしょうか?
3. いつまでにほしいのか、取得希望時期を明確にすること。いいのがあったらとか
掘り出し物がでたらという考えでは本当に良い物件がでても決断できないでしょう。
下手をすれば検討すらしないでしょう。もちろんある程度相場を把握したり物件を
見に行ったりする時間は必要なので1週間以内に決めるとか1ヶ月以内に決めるって
いうのは無理がありますが、例えば子供が来年小学校に入学するときまでに
新居に住みたい。だったら建売・中古住宅等完成物件なら今年度中、
土地から探すのであれば遅くとも今年中には見つけたいって感じなら無理のない
期間ではないでしょうか?時期を区切ることで1つ1つの物件に対して真剣に
見るようになり検討し、それらが勉強となって行くでしょう。それに上の2項目をきちんと
消化している上で時期を明確にしていれば自然に自分にとっての良い物件が
わかってきて決断もできるようになるでしょう。
以上のところが買える人の共通点の主なところではないでしょうか?
買えない人との大きな違いは真剣に考え取り組んでいるところのように思います。
物件を見ては欠点ばかりチェックする人、確かに大切なことですが真剣に考え
取り組んでいる人は2.の中にもあったようにただ欠点を羅列するだけではなく
自分の希望条件の中で妥協できないものかどうか、価格や良いところとの
バランスまで考えて検討しています。価格についても同じようなことがいえます。
私共業者の人間は良い物件を探し紹介することはできますが、それを良い物件と
認識してもらえなければ何もできません。不動産を探している方、一緒に
がんばりましょう!・・・・・って何かものすごく売り込んでるみたいですね・・・・・(苦笑)