さあ、いよいよ2009年も本格的なスタートですな。
今年はどうなのか、どうすればいいのか、どうしたいのかを
思いつくままに書いてみようと思います。
「100年に一度の事態」といわれる経済状況。
私には旧態依然とした経済構造の寿命が100歳だったという
印象が強い。公的資金投入という対症療法ではもはや延命も
難しい状況に来ていることは誰の目にも明らかである。
実体を伴わない過度のマネーゲームと浪費し続けることを
前提とした生産活動に別れを告げ全く新たな、そしてシンプルな
ビジネスモデルを構築する以外現状からの脱却は不可能であろう。
と書いたら悲観的にに感じるのだが実はそうでもないと思う。
ほとんどの人は今やってることと今までやっていたことはあまり
変わらないのである。新しい、そしてシンプルなビジネスモデルを
構築しつつある人も少しずつではあるが増え始めている。
過度に複雑化した一部の投機が破綻したことがきっかけで
まずはそれに伴う典型的な旧来の構造しか持たない会社(その
最たるものは「政治」ですな)が傾き、それが健全な会社にも
影響を及ぼしているのであり健全な会社自体が悪いことでは
ないのである。(まあ健全な会社だが旧来の構造のままで
あったりその逆もあったり細かく言い出したら難しいんですがね・・・)
しかし悪くないとはいえ同じ社会で経済活動を行っている限り
巻き添えを蒙ることを嘆いても仕方がない。
確かにしばらくは踏ん張りどころであることは間違いないが
逆に新しい社会への淘汰が始まり、地に足をつけ考え
薄紙を重ねるような商売をしているところだけ残っていく
長期的に考えればいいきっかけなのかもしれない。
景気がどうなろうと人は寝るところと食べるものはいるのである。
将来を憂い(逆にこういう時代だからこそ特に)準備もしていく。
当然便利さを放棄することはできないだろうし心を休める余暇を
楽しむことにも景気は関係ない。
だから仕事が無くなることはない。
ただ今までと同じアプローチではもう駄目だということである。
というようなことを考えながら自分に当てはめてみる。
どう当てはめて考えているかはまた次回です。
つづく
※ あくまでも私見です。あなたにとって適当でない
表現がある場合は何卒ご容赦ください。