私の年代以下の人達(私の年代より少し上の人も含まれると思いますが)の
ほとんどは老後に何らかの不安を感じているのではないだろうか・・・・
普通に考えれば破たん若しくはそれに
近い状態になることが予想される社会保障。
混沌とした社会・経済情勢。
普遍的な価値を見いだせない金融資産。
今まで何十年も積み上げてきた預金、有価証券、不動産、保険、年金。
先の何十年も同じ価値を保っていられるのか?
勿論私も例外でなく、自営業者であるので余計に
「将来に対する唯ぼんやりとした不安」(芥川風)
は常に頭の一部を占領している。
これに対する答えは
「わからない。」
である。何十年先のあらゆる資産価値や経済・社会情勢が
わかるのであれば不安なんてナッスィングですな・・・・
じゃあ確実にわかる普遍的資産価値はと考えると結局、
「信用の積み重ね」
しかない。
これからは子供も自立し、家のローンも終わり自分の責任を
消化していくとともに普通に暮らす範囲であればお金は段々
遣わなくても済むようになる。
資産価値がどうなろうと社会・経済情勢がどうなろうと
住む家を大切にし、いろんなタイミングで自身で管理できる資産については
見直してその時々で一番いい形として残し備え、
そして後は、積み重ねた信用と経験のみで作られた
少量の良質な仕事を流れに任せて続けながら、
また空いた時間でささやかな社会貢献とかしながら暮らし、
なだらかに人生を終えるのが理想と考え逆算して今を過ごしている。