アリとキリギリスについて
蟻は楽しいのか?
蟻の性格なら厳密に言うと楽しむことより不確定な将来への不安を和らげたいのであろう。
決して勤勉を美徳と考えて働き続けたのではないような気がする。要は「自分がすっきり
するために」の種類が違うだけで突き詰めればキリギリスと同じなのではないか?
するために」の種類が違うだけで突き詰めればキリギリスと同じなのではないか?
またこの話を作ったとされるイソップの境遇(紀元前6世紀のギリシャで奴隷)を考えれば
支配者階級への警告であり蟻は労働を搾取されているのであり伝えたい意図は全く
変わってくるのであるが・・・・
支配者階級への警告であり蟻は労働を搾取されているのであり伝えたい意図は全く
変わってくるのであるが・・・・
また原作はセミであり越冬どころか2週間ほどの命であることを考えるとまた全く別の
意味を持つこととなるのであるが・・・・
意味を持つこととなるのであるが・・・・
また四季を繰り返しやってくるものと考えた場合1度の冬で物語は終わらず、
エンディングでの冬は物語の数十分の1でしかない・・・・
エンディングでの冬は物語の数十分の1でしかない・・・・
少し考えただけでもいろいろな側面があり捉え方は千差万別である。
他の寓話にも言えることであるがこの話を単なる勧善懲悪、因果応報、自業自得という
単純なメッセージにするのはもったいない気がする。
単純なメッセージにするのはもったいない気がする。
ではこの寓話を引用して1から話を構築してみよう。
「モハメドとギース」
モハメド・アリとチョン・ギースは自身の満足感を得るためという到達点は同じであるが
辿り着くまでに選んだ道は対照的であった。
辿り着くまでに選んだ道は対照的であった。
モハメドは高校卒業後、バブル景気に沸き始めた中、当時そう人気のなかった地元の
市役所へ就職し10年、与えられた仕事はそつなくこなし給料もわずかながら上がっている。
4年前に結婚し2児の父でもあり休日前の軽い晩酌と家族と過ごす休日、そして景気が
後退してきている中で収入の安定したこの仕事を選んだことにそれなりの達成感を
抱いていた。何よりレールを踏み外しさえしなければほぼ自動的にこのまま一生
過ごせそうな手ごたえを掴んだことが大きい。
ギースは中の上ってところの私立大学を卒業後、大手証券会社に就職し、すぐに成果を
上げ新人らしからぬ給料を得ていたがバブルははじけた為、右肩下がりの会社に見切りを
つけ退社、大手外資系保険会社に就職して1年である。彼も4年前に結婚し1児の父である。
保険会社に就職というよりそこの保険を扱う会社を立ち上げたというのが正解であろう。
売り上げに比例した報酬をもらい、どう売り上げを上げるかについては完全に本人の
自由である。不安定感に怯えるより好きな時に好きなように仕事ができ成果が100%報酬と
なる仕事に適性を感じている。
書き続けてたら仕事できないのでつづく。(苦笑)
今頃ですが石見銀山道です。