「無事是名馬」
心に留めている格言の一つである。
無事なだけが名馬ではないが無事であることは名馬の一つであろう。
ハイリスクハイリターンな仕事を一話完結で点としてこなすより
知識と経験と誠意を注げばついてくる利益の範囲でできる仕事を
人から認めてもらいながら一生を尺度とした線で続けていくことに
魅力を感じている自身の励みにもなっている格言なのかもしれない。
また「継続は力なり」にもつながる私の考えの根本となるところでもある。
最近そんな「無事是名馬」に新たな解釈を試みる。
事(言)が無い
事(言)とは
自慢する事
愚痴る事
言い訳する事
陰口叩く事
と言うマイナスなことは勿論だけど
褒める事
慰める事
励ます事
についても安易な表現なら無い方が良いことが少なくない。
自ら発する言葉については練りに練られたものを最小限のみ発し
求められた言葉についてはきちんと伝えることに全力を費やし
後はいつもアルカイックスマイルを浮かべている
そんなことも
「無事是名馬」
なのかなと深読みしている今日この頃である。