昨日は大阪での用事を終えて
なんばの高速バス乗り場へ向かうが
予約している19時5分発のバスまで1時間ほどあるので
飯でもと近くをうろうろしていたら、
あったよ立ち呑み屋!
さりげなく中を覗くと4~5坪ぐらいの小ぢんまりした店内に
カウンターとテーブルが3つ、もちろん椅子はなし。
煙草の煙で曇った店内はタクシーの運ちゃんっぽい人(飲んじゃだめだよ!)と
近所のおっさんっぽい人とカウンターの中にいるおばちゃん二人。
メニューを見ると
おでん各種
タコ焼き
分葱のぬた
コーンビーフ
アジフライ
湯豆腐
枝豆
けんさきいか
柿の種
etc
もちろん米はない。
如何にも酒屋がついでに一杯飲ますという昔ながらのディープな
スタイルは一見さんには多少敷居が高かったんだけど
思い切って飛び込む。
「大丈夫ですかー?」
「大丈夫やでぇー!」
そして生大をおでん(すじ・あげ・じゃがいも)でやる。
うまいよ!
勢いよくやって酒を頼もうかと言う頃にはなぜか
店内がサラリーマンで埋め尽くされているよ!(驚)
大丈夫なのか?
まだ18時15分なのに!
でも上司も一緒に飲んでるから大丈夫だよ!
お店のお母ちゃん(お母ちゃんとみんなに呼ばれている)はセリーグの3試合を
5分ごとにチャンネル替えながらビールとおでんの注文をエンドレスに受け続けている。
こちらも冷酒とおでん(大根)と湯豆腐を注文する。
いい気持ちになってきたのでお母ちゃんとお客さんの野球談議に少し口をはさむ。
ふと時計を見たら19時2分前!
急いで残りを平らげ、お会計合計1,860円をカウンターに置いて
「ごちそうさまー!」
「またきてやー!」
「高松からやねん!(なぜか大阪弁)」
「こっちきたとききてやー!」
「わかったー!」
とおでんとお母ちゃんの余韻に浸りながらも
ダッシュでバス乗り場へと向かうのであった。