どうもいろいろな不動産業者に声を掛けて
見てもらって一番高く査定してくれたところに
依頼しますってスタンスのお客さんが苦手である。
査定はあくまでも査定で、買取価格ではないのである。
これぐらいじゃない?ってことだから不動産業者のさじ加減で
ある程度都合の良い数字は出せてしまうのである。
そもそも価格は持ち主さんが決めることであって
その目安を提案することが仲介業者の仕事の
一つだと思っているし、大切なことは売主さんの
希望にできるだけ沿い、沿えない場合は売り主さんが
納得できる根拠を示すこと、そして法的な、金銭的な、
感情的なトラブルを如何に未然に防ぐことだと考えている。
かと言って信頼できる不動産業者を知らない(ほとんどの
人はそうでしょうな・・・)、信頼できる不動産業者を
紹介してくれる知人やルートを持たない人の立場になれば
とりあえずいろんな業者に査定を頼み一番高く査定して
くれたところに頼むという考えに至ってしまうことも
無理のないことなのではないかとも思う。
ということは苦手だとは言わずにそこに飛び込んで
どこまで理解してもらえるかわからないけど、説明を
尽くすことは、お客さんの為でもあり、それで依頼を
もらえれば自分の為でもあるのではないか、
と考えながら昨日の対応を反省するのであった・・・(未熟)