僕の日記

双葉町まで。

そう言えば、

13日(土)に東京に所用があったので

前々から行きたいと思っていた福島第一原発

付近の津波と放射能汚染による膨大な被害を

被っていた最近まで帰宅困難区域だった場所、

双葉町の現状を視察に行った。

 

東京から高速バスとこれも最近復旧した常磐線を

乗り継いで片道4時間以上かかったので東京まで

出たついでと言う距離ではなかったんだけど

 

やっぱりこの目で、この肌で感じた無力感と言うか

胸が苦しくなる感覚は、そこまで行ってみなければ

わからないものなのだと分かった。

 

東日本大震災・原子力災害伝承館や震災遺構・請戸小学校を

見て回り、その写真や文章にも震災の全容がよく伝わっては

きたんだけど、やっぱりレンタサイクルを借りてそれらを回り

双葉駅まで帰る道中や、常磐線が復旧した辺りの街並みを

電車から見る建物と人のいない景色が一番雄弁に震災の

爪痕を語っていた。

 

復興が叫ばれて久しいが、まだまだ現実は生々しい。

 

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